こんにちは。
突然ですが、皆様はどのような方法で貯蓄を行っていらっしゃいますか?
筆者はまだ社会人になって間もないため貯蓄についてのイメージが
ぼんやりとしている状態です。
しかし、現金貯蓄以外にも貯金の方法はたくさんありますよね。
株式であったり貴金属であったりと様々ですが、本日は
その中でもひときわ難しそうなイメージのある不動産投資を
手がける株式会社レーサムについてご紹介します。
◉レーサムという会社
株式会社レーサムは今から23年前の1992年に設立されました。
本社は東京都霞ヶ関に位置しています。36階にオフィスを構えていると
いうことで、とても風格のある企業だという印象を受けますね。
主なサービスは不動産投資のコンサルティング、また債権回収、不動産の
証券化です。不動産の証券化を行うことで、本来多額の資金と大きなリスクを
抱えなくては実現し得ない不動産投資が大幅に実現しやすくなるという仕組みです。
代表取締役の田中さんは、会社を設立する以前から、不動産において更地が
最も価値のある物件だとみなされていることに違和感を覚えていたそうです。
収益価値のあるテナント付き建物がなぜ無価値だとみなされるのか、また
占有者がいて収益率の高いテナントが新規参入しにくいという日本の状況も
打破したいと考えていたようです。
◉失敗からの挑戦
レーサムが企業してから15年以上経ったころ、かのリーマンショックが
起こってしまいました。リーマンショックは2008年に起きたのですが、
そのあおりを受けてかレーサムも2009年に約600億円の資産を約200億円で
売ることになり、400億円程のロスを出してしまいました。
しかし、そんな大きな失敗にめげることなく、レーサムはその2年後から新規採用を
開始し、さらに同年グループ会社の無借金化に成功しています。
レーサムは日本の中でも超一等地といえる渋谷センター街にもビルを所有しており、
自己投資の件数は2000件を超えています。自己資金で投資を進め、大手のデベロッパー
にも負けず一等地の開発も視野に入れた投資プランを提供できる環境づくりが
できているのは、失敗を恐れずに常に挑戦していきながらもバランスシートを
保ち続けられる堅実さをも持ち合わせているからではないでしょうか。
本日は不動産投資や債権回収といったお堅いイメージの分野に踏み込んでみましたが、
いかがでしたか。お堅いイメージの不動産ですが、そういったイメージがつきまとう分
なかなか変革がなされなかった業界だと思います。そんな中で不動産投資を変えようと挑戦し、
大きな失敗をしながらもさらに挑戦していく株式会社レーサム。決してシンデレラストーリーとは
言えないですが、レーサムは山あり谷ありでとても見ごたえのあるストーリーを作りあげていました。
自分が知らない業界、市場について少し学ぶだけでも視野がグッと広がることを体感したのでした。