世界の和紙

| 小ネタ! |

こんにちは!
今日はすっきりと晴れましたね。
昨日一昨日とずっと雨が降っていたので、余計に気持ちがいいです。

さて、このたび和紙がユネスコの無形文化遺産に登録されることが決定しました。
今回登録対象になっている3種の和紙のうち、島根県の石州半紙は2009年に単独で無形文化遺産に登録されていましたが、そこへ埼玉県の細川紙と岐阜県の本美濃紙を加えて枠組みを和紙全体に広げ、改めて登録が決まったとのことです。

和紙はイタリアなどでもフレスコ画や古文書の修復で重宝されています。
自然の材料で作られているため薄いのに丈夫で、しかも作品に悪影響を及ぼすことがないんだそうです。
欧州で数多ある絵画などの修復に日本の伝統技術が貢献しているというのは、とても感慨深いことですね。

和紙に関係ありそうな上場企業としては、大正5年に機械漉き和紙メーカーとして設立された阿波製紙があります。
残念ながら手漉きではありませんが、伝統の技術を受け継ぎながら、温故知新の精神で環境に配慮した製品を生み出しています。

先日和食も無形文化遺産に登録されましたし、こういった伝統文化が世界に認められるということはとてもうれしく感じます。
日本人自身がこういった文化を忘れがちですが、ぜひ大切にしていきたいですね。

ではでは、今日はこの辺で。

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