こんにちは。
皆さんは、「サタケ」という会社をご存知でしょうか。
「サタケ」は精米機の大手企業なんですが、その研究テーマは機械そのものだけにとどまりません。
同社は米をDNA検査する装置を開発していますが、研究対象はその装置を使用して育てられたものだけではありません。
田んぼで稲を育てる過程から米の炊き方まで、まさに「田んぼから茶わんまで」を視野に入れています。
同社の主力商品は精米機や選別機であるため一見関係性は薄いようですが、良い機械を作るためにはまず加工する相手を知るところから、ということだそう。
この考え方はアフターサービスの充実にもつながっており、精米だけでなく「コメのプロ」として、顧客からの信頼を得ているようです。
この広く手掛ける、という方針はチームの担当プロジェクトや新人教育などにも生かされています。
一旦テーマを任せられると、途中で担当が変わったり役割が細分化されることがほとんどないといいます。
専門外のことまでやらなければならないこともあり最初は大変ですが、その分の達成感もあり、必死に物事を覚える力も身につくそうです。
サタケは上場企業ではありませんが、関係がありそうな業界はタカキタなど19社が所属する建設・農業機械業界でしょうか。
ではでは、今日はこの辺で。