こんにちは。
本日は、総ダウンロード数3100万、スマートフォン所持者の3人に一人はやっている「パズル&ドラゴンズ」、通称パズドラで有名なガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社の社長、森下一喜さんの紹介です。
現在森下さんは41歳と若くして成功を収めたのですが、決して高学歴でエリート、というわけではなく、波瀾万丈な人生を送っていました。
小さい頃は父親がお金持ちであったため、ボンボンの生活をしていたようです。
しかし、父親が多額の借金をして一気に貧乏生活になってしまいました。高校は何とか卒業しましたが、大学にはいかずに、「モテそうだ」という理由でお笑い芸人になることを決意。しかし、相方の脱落により、芸人になる夢は挫折しました。
その後、手に職をつけるため、とりあえず内装工の仕事に就きます。
そんなある日、作業着を着て現場に向かっているときに、スーツを着た会社員を見て、「スーツを着ている人はカッコいい、モテるんじゃないか」と、またも不純な動機でソフトウェアの開発会社に入社。そのころからゲーム開発には興味はあったが、学歴なし経験なしの自分を雇ってくれるゲーム会社はないだろうと、ソフトウェア会社で知り合った二人とゲーム制作会社を立ち上げました。
はじめはオンラインゲームの受託会社をしていたが、失敗。2002年に「ガンホー・オンライン・エンターテイメント」に改め、当時韓国で大ヒットしていた「ラグナロクオンライン」の日本版サービスに着手し、ガンホーは軌道に乗りました。
それから、「パズドラ」を開発し、大ヒット。文字通り億万長者になりました。
森下さんは、「モテそう」という理由で芸人を目指し、さらに同じ理由でソフトウェアの開発会社に入社。それからガンホーを立ち上げ大成功を収めました。この話を知り、私は何かを始めるのに大層な理由なんて必要ない、ということを学びました。
「モテそう」というのも立派な理由のひとつです。
「自分がやりたいと思うから、やる。」
これだけで、何かを始める理由は十分なのではないのでしょうか。