こんにちは
今日は、コンビニ関連の記事です。
10月中旬にローソンが成城石井の全株式を譲り受けるそうです。
これまで成城石井は三菱商事の投資ファンドが株を100%も保有していましたが、
これがローソンに移ります。
成城石井といえば、輸入品のお菓子や食品、高級感のあるお惣菜など
高級なスーパという立ち位置で、スーパ業界の中でも飛び抜けた成長を持続していました。
ところが、今年4月の消費税増税後、都市部のスーパ、百貨店を除き
全国の小売業は厳しい状況になりました。
これからの中長期的な国内市場の落ち込み、そして2015年の消費税10%も含め
小売業界を取り巻く環境は変化せざるえなくなっております。
成城石井はもともと小田急小田原線成城学園前駅前にある果物店から始まりました。
輸入食品や高級食材やワインなどの品ぞろえに定評があり、かつては高級住宅地に展開する高級スーパーとしての経営でした。ところが2004年にレックス・ホールディングスの傘下に入り、2006年には完全子会社化しました。レックス・ホールディングスの傘下に入ってからはターミナル駅の駅ビルなどに出店し、一般スーパーとしての出店を進めてきたようです。さらに2011年レックス・ホールディングスが、丸の内キャピタルに成城石井を売却しました。
今回は、丸の内キャピタルが成城石井を手放し、ローソンの成城石井を買収することになりました。
これから成城石井は店名はそのままで、コンビニエンスストアの大量出店で培った店舗開発のノウハウを移植するそうです。
今後成城石井の変化にも注目です。