こんにちは。
昨日、イグ・ノーベル賞の授賞式が行われましたね。
「イグ・ノーベル賞」とは、ノーベル賞のパロディーとの位置付けで、毎年、物理学や化学、平和、神経科学などさまざまな分野の「人を笑わせ、考えさせる業績」10件を選び、研究・開発者や企業などを表彰する賞で、日本人は8年連続で受賞しています。
今年の日本人受賞者は北里大医療衛生学部の馬渕清資教授(63)らのチームで、「バナナの皮を踏むとなぜ滑りやすいのか」を実験で解明して物理学賞を受賞しました。
「バナナの皮を踏んだら滑る」なんて当たり前すぎて深く考えたこともありませんでしたが、なんでも”バナナの皮の内側にたくさんあるゲル状物質を含んだカプセルのような極小組織が、靴で踏まれた圧力でつぶれ、にじみ出た液体が潤滑効果を高める”からなんだそうです。
「バナナの皮を踏んだら滑る」なんてシチュエーションはアニメなどでしか見たことがありませんが、科学的に証明されましたね。
そんなバナナに関係しそうな業界は食品専門卸業界。
三菱食品をはじめとした35社が所属しています。
イグ・ノーベル賞は、少し調べてみたらとても面白そうです。
一見どうでもいいと思えることでも、科学的に根拠を示されると思わず感心してしまいます。
では、今日はこの辺で。
良い週末を!