こんにちは。
企業を成長させる手段の1つに企業の合併や買収といったM&Aがあります。
最近ではYahooやソフトバンク、電通などが活発にM&Aを行っていますね。
新規事業や市場への参入、事業統合や経営不振な企業の救済などを目的にM&Aを行う場合が多いですが、今年1月8日に異色の企業買収が行われていました。
株式会社ホットランドによるコールド・ストーンジャパンの買収です。
築地銀だこがコールドストーンを買収
一見ネタのような企業買収ですが買収額は10億円前後と言われており、かなりまじめなM&Aが行われているようです。
コールド・ストーン・クリーマリーは、1988年にアメリアのアリゾナ州で開業されたアイスクリームブランドで、日本では2005年に初めて東京六本木にオープンしました。店員さんが歌ってアイスクリームを作ってくれるパフォーマンスは一度は実際に体験したくなると思います。
しかし店舗網は当初計画を下回る31店
サーティーワンや日本のスウィーツのお店など競合他社も多く存在し、思うように業績をのばせませんでした。
一方で銀ダコを中心とした株式会社ホットランドが運営する店舗は日本国内に500弱も存在しています。確かに銀だこがこれまで国内で培ってきた経営力、技術力、販売力を活用すれば、コールドストーンの店舗拡大がより成功しやすくなるかもしれませんね。
また今現在コールドストーンが出店している場所もアウトレットモールや商業施設、オフィスとの複合商業ビルなど有名で大きな施設が中心となっているので、これからはさらに込み入った商業地でみかけるかもしれません。
株式会社ホットランドからは、現在展開している業態との相乗効果、今後のグローバルな事業展開を視野にいれた成長を目的としており、世界25カ国に1700以上の店舗をもつコールドストーンのメニュー内容をヒントに新しい商品が作られる可能生も十分に考えられます。
実際にコールドストーンと銀ダコは生まれた場所も、味も温度も全て対象的ですが、お客の目の前で作るパフォーマンスや独自の高級感ある包装など共通している部分も結構ありますね。あとは鉄板を使うことなど、、、笑
外はカリっと中はトロっとしたたこ焼き
マイナス9度に冷やした石でつくられるオリジナルのアイスクリーム
近い将来たこ焼きのトッピングにナッツとフルーツが加わっていたり、アイスのトッピングにタコなどといった衝撃が起こるかもしれないですね。楽しみに期待したいです。