こんにちは。hikaru です。
何かと必要かなと思い、塩を買いました。
赤いキャップの、あの食卓塩です。
あれ、どこが作っているのかなと瓶をみると、
「財団法人塩事業センター」なんです。
塩事業センターは日本たばこ産業の塩事業が
継承して設立されたものだそうです。
そういえば渋谷に日本たばこ産業が運営する
「たばこと塩の博物館」がありますよね。
1905 年、日露戦争の戦費調達のため、
これまで専売だったたばこに加え、塩の専売制度がはじまりました。
需要が普遍的に高く、加えて生活必需品であるものは、
専売制度の対象になりやすく、塩はたばこは他国でもよく見られます。
(1997 年に専売制度は終わっています。)
戦後、たばこ・塩・樟脳 (鎮痛剤の成分) の専売業務を
行なっていた日本専売公社は、1985 年に、
たばこ・塩の事業を日本たばこ産業に継承し、解散しました。
そして更に、塩事業センターに継承されたということですね。
専売制度の終わった今も、塩事業センターのシェアはおよそ 4 割。
販売の他に、輸入含め、塩の供給が完全にストップした場合を想定し、
塩の備蓄を行なっています。(なんと全国民 3 ヶ月分!)
そのほか、離島への塩の輸送費の負担も行なっています。