こんにちは。hikaru です。
北海道で、ご当地キャラならぬ、
「ご当地タイヤ」が登場しました。
ブリヂストンのブリザックシリーズの
「BLIZZAK SI-12」です。
ここでスタッドレスタイヤについて少し。
スタッドレスタイヤは、スパイクタイヤに代わるものとして普及しました。
スパイクタイヤはそのまま氷雪のない道路を走った場合、
道路を削り、粉塵が健康被害を発生させてしまうという問題がありました。
スタッドレスタイヤには、溝を作るブロックに細かい切れ込みが入れられ、
これが接地すると、変形してエッジができ、
氷雪面を引っ掻くようにしてグリップを得ています。
また、ゴムも低温で固くならないようなゴムを利用しており、
なおかつ、エッジがすぐに摩耗しないような切れ込みの入れ方や、
パターンの工夫がされています。
ブリジストンの新しい BLIZZAK SI-12 は、
従来の製品と比べて大幅に性能が上がっています。
溝を作るブロックの大きさを小さくしたことや、
親水性発泡ゴムによって水分を取り込み路面の水を除去する工夫、
タイヤの表面に小さな凹凸を付ける処理などが
効いているようです。
氷雪面の中でも、特に凍った路面での走行に特化させたことから
北海道のみの販売となったそうですが、
評判によっては北海道以外での販売も検討するそうです。