ちょっと前まで、テレビゲームをしようとすると何本もケーブルテレビやコンセントにつないでごちゃごちゃさせながら遊んでいました。今や、HDMIケーブルと電源ケーブルの2本でおしまいな時代です。今や、私たちの周りにあるケーブルは大容量の情報が送れたり、沢山の種類の通信が可能な万能なものだったりと、高性能化が進んでいます。今回は、そんな高性能なケーブルをつくる東京特殊電線株式会社について書きます。
同社が作るケーブルの中でも、特に性能がいいのがRUOTAというシリーズです。半導体検査用、とよばれるものは、通信を行う中心導体を、特殊絶縁体、2枚のシールド、そして外皮でつつむことで極限までインピーダンスを下げ、多くの情報を送れるようにしています。家庭用のLANケーブルには大げさかもしれませんが、通信・自動車・産業機器・医療機器などの幅広い分野で活躍するケーブルだそうです。