こんにちは。
本日ご紹介するのは、日本特殊塗料株式会社です。
日本特殊塗料は1929年に設立され、1961年に株式上場しました。
主に塗料・インキ業界に属し、塗料関連として塗料、防音材の製造・販売を主とし、
そのほか塗料及び防音材の工事施工等を行っており、また、自動車製品関連としては、
自動車用防音材(制振材、吸・遮音材)、防錆材などの製造・販売並びに自動車音響の研究、
開発等を行っております。
日本特殊塗料の販売構成を調べてみると、およそ4割が塗料事業、6割が自動車製品事業となっております。
その自動車製品事業の販売金額の半分を占めるのが防音材です。
日本特殊塗料の防音材に対する歴史は古く、1953年に開発された自動車用防音・防錆塗料「ニットク・アンダーシール」が始まりのようです。
以来、防音の研究に力を注ぎ、その製品は国内のすべての自動車メーカーに採用されるに至り、
その生産の場を北米やアジアに広げています。
塗料メーカーという枠を超えて、防音の研究に乗り出し、今では「音のニットク」としての地位も築いています。
このように未知の分野にも挑戦していく姿勢が重要なのだなと思いました。