こんにちは。
12月も半ばをすぎましたが、いかがお過ごしですか?
やっぱり時間がたつのが早い気がします。
時間と言えば時計。
ということで、今日は時計の生産からその歴史が始まり、精密機械を
作るようになった、尾張精機株式会社のご紹介です。
といっても、今はトヨタ自動車向けの自動車部品の生産が
主な事業となっている会社です。
尾張精機の創業は明治時代にさかのぼります。
時計を作る会社として、資本金10万円で尾張時計株式会社を設立しました。
当時から中国などへの輸出もしていたそうです。
時計にはねじが必要なことから、ねじに強い会社となり、
昭和27年に初めて自動車のねじの生産を始めます。
そして、現在の主事業である、車のトランスミッションのシンクロ機構の
一部である、シンクロナイザーリングの生産を始めたのが昭和37年。
今では会社の売上の半分以上はこのシンクロナイザーリングによるものです。
尾張精機の生産品目からは時計の文字は消えてしまっているのですが、
会社のホームページには、尾張精機が時計から始まったことが
トップページに書いてあります。
歴史を大切にする……そんな会社って素敵ですね☆