こんにちは。

11月最終日ですね。
児童虐待防止推進月間も今日まで。もちろんずっと考えていかなくては
ならないテーマではあります。

昨日もご紹介した、児童養護施設は18歳ででなくてはならないという話の続きで、
NPO法人ブリッジフォースマイルには、カナエールという、児童養護施設を退所した後、
大学等へ進学する若者を卒業までサポートするプログラムがあります。
大学等へ進学する若者を、「資金」と「意欲」の二つの面で卒業までサポートしていくのです。
具体的には、入学時の一時金30万円と、月々の奨学金3万円。
それに加えて、スピーチコンテストや3ヶ月間のトレーニングプログラムなど、意欲をはぐくむ
取り組みもしています。

どうして意欲をはぐくむことが必要なのか?
それは、施設退所者は、アルバイトと学生ローン、わずかな奨学金で、学費と生活費の全てをまかなうため、
とても忙しく、苦しい生活を強いられます。それに打ち勝つために強い意欲が必要、ということなのだそうです。

施設で育った児童大学進学率は23%。全国の高校卒業者の平均進学率は77%。
3倍以上の差があるのですね。
また、金銭的に苦しいという理由で、せっかく大学に入っても退学を余儀なくされる割合も
高いのです。
どんな環境で生まれ育っても、教育の機会は平等にある社会であってほしいですよね。

このプログラムを支援している企業、団体はこちら。(2012年度)

株式会社アップルツリーファクトリー  寄付を
株式会社アメニクス  サーバ、ドメインを無料で提供
イー・アクセス株式会社  プログラム期間中、カナエルンジャーにモバイルブロードバンド端末のPocket WiFiを貸与
株式会社ウェルカム  スピーチコンテスト副賞商品の提供
株式会社クドケン  寄付
SAPジャパン株式会社  中古パソコンの提供
ソウエクスペリエンス株式会社  スピーチコンテスト副賞商品の提供
株式会社ディーンアンドデルーカジャパン スピーチコンテスト副賞、及び参加賞商品の提供
株式会社パソナグループ  コンテスト会場の提供
メンターキャピタル税務事務所  寄付
株式会社ローソン  コンテストで配布するエコバッグやおみやげの提供

アーカイブ

Kmonos(クモノス)ブログについて

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930