大谷さん

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私はよくここに投稿する企業を選ぶ際に、株価の値上がり率ランキングで上位に入っている企業から選ぶことがよくあります。決算が好調で株価が上がる、といったようなことはよくありますが、なかには意外な影響で株価が急騰するケースもあります。

今回は株式会社大谷工業をご紹介します。送電線の鉄塔や電線用の架線金物、建築用のスタッド、免震設備などを製造している会社です。どれも耐久性、安全性が非常に重要になる商品ばかりですが、大谷工業ではこれらの設備の開発、設計から製造までを一貫して行っています。作られた製品は全国の電力会社を中心に納品され、生活インフラを支える大動脈の一部となっています。

ちなみにこちらの大谷工業、最近株価が何度も急騰しています。その理由は…なんと大谷翔平選手。大谷選手の報道が出ると同時に株価が急騰するという現象が何度も起きているそうです。大谷工業と大谷選手は何のつながりもないそうなのですが、やはりすごい影響力です…。

山奥にあるような送電線の鉄塔ってかなりのサイズがありますが、あれはいったいどうやって組み立てているのでしょうか…。私たちを支えてくれる大谷さん、熱い気持ちにさせてくれる大谷さん、どちらも注目していきたいです。

ゴルフは大人の趣味の代表例として挙げらやすいですが、私が初めて触れたのは学生時代の体育の授業でした。球技はそこまで苦手なイメージは無かったのですが、空振り・クラブを床にぶつけ・明後日の方向にボールを飛ばしてしまい散々だった思い出です。

さて今回紹介するのは、あの「ヨコハマタイヤ」で有名な横浜ゴム株式会社です。ブランドの知名度の通りタイヤ・ホイール事業は横浜ゴム株式会社の中でも特に大きな役割をもっており、普通自動車用のタイヤからモータースポーツ用、農業機械用など、タイヤで地面に接地し走行する車両であれば概ね取り扱っています。一方でタイヤ事業以外も開拓しており、実は横浜ゴム株式会社はゴルフ用品も扱っています。その歴史は1983年からと意外と長いです。背景としては技術進歩に伴うタイヤの長寿命化による買い替え需要の低下ですが、これまでのゴムの技術を生かして、というわけでもないようです。ゴルフクラブがボールに当たる直前のスピード「ヘッドスピード」に着目し、横浜ゴム株式会社はこれを一つの理論としてゴルフクラブ選びの一般的な基準に押し上げました。それまでタイヤやタイヤ関連技術のみに特化していた企業が、ゴルフ業界の中で立ち位置を手に入れてしまったのです。

自分たちの得意分野を生かすのではなく、全く別の新しい強みを作ってしまうという取り組みは、これまで取り上げた企業と比較しても珍しいのではないでしょうか。市場開拓した当時の事情があるとはいえ、実際にこれを成功させてしまうのは、横浜ゴム株式会社の技術者の高い研究力があってこそだと思います。現在はバイオマス由来の合成ゴムによるタイヤについて研究しているようで、こちらも持ち前の研究力で素晴らしい成果を出してくれるのではないでしょうか。

落ち着く匂い

| 小ネタ! |

金木犀の匂いに包まれる時期がやってきましたね。

金木犀のあの甘い香りを嗅ぐと心が落ち着きますが、開花して1週間ほどで散ってしまう花であるため、今しか楽しめない名残惜しさもあります。

さて、今回紹介するのは、消臭力で有名な「エステー株式会社」です。こちらの会社は、「空気をかえよう」をスローガンに掲げており、トイレ、玄関用の消臭芳香剤や防虫剤、脱臭剤、除湿剤など空気に関連する製品の製造・販売に力を入れています。近年では、ディフィーザータイプの上品な製品も増えており、より自分の暮らしにあった姿で匂いを楽しませてくれています。また、家庭用の芳香剤だけでなく、自治体や企業向けの商品を増やしています。例えば、各地域の樹木の枝葉などから香りの成分を抽出し、その土地由来の「地場」のアロマオイルやスプレーなどを開発したり、企業へのイメージや口コミをAIに分析させて、言葉のイメージに合わせたスプレーなどを展開するなど、今までにない斬新な製品が生まれ続けています。

匂いは脳に伝わりやすいため、記憶にも影響しているようです。恐らく落ち着く匂いというのは、その人の温かい記憶が影響しているからなのかもと考えさせられました。エステー株式会社がAIを活用して、その人にあった落ち着く匂いを生み出せるようになるのも近い未来なのかもしれません。今後の製品にも注目ですね。

大学の終盤はノートをとるときはいつもiPadを使ってノートを取っていました。私は字を綺麗に書くのが苦手なので、なるべく文字はタイピングで、図はタッチペンを使って描いていましたが、きれいにノートが取れるのでとても良かったのです。

ですが、ペンが紙の上をすべる感覚が恋しくなり、誰かに見せることがない研究中のメモは結局手書きのノートを買って使っていました。 個人の感想ですが、頭の中を整理するときや物を暗記するときは手書きでメモを取ったほうが頭に入る気がします。

今日はそんな手書きにゆかりのある筆記具やノート、ルーズリーフ、など文房具を総合的に扱っているコクヨ株式会社についてご紹介します。

コクヨ株式会社はライフスタイル領域とワークスタイル領域というふたつの領域の事業を行っており、具体的にはライフスタイル領域では文房具・事務用品を扱うステーショナリー事業と家具を扱うインテリアリテール事業、ワークスタイル領域ではオフィス設計や家具選定を行うファニチャー事業とECマーケティングなどをおこなうビジネスサプライ流通事業を行っています。 ステーショナリー事業では有名なキャンパスノートや鉛筆シャープなどの製造・販売を行っており、ファニチャー事業では様々なオフィスの設計やリニューアル・移転などを行っているそうです。

コクヨ株式会社といえば文房具といったイメージでしたが、オフィス家具なども取り扱っているとは知りませんでした。生きていくうえではたらくこと、まなぶこと、くらしていくこと、それぞれとても大切でいい製品を使うことでQOLがとても変わる大切な部分だと思います。

今後も生きていくために大切な事業をコクヨ株式会社は支えていくのではないかと思いました。

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