こんにちは。
今日の夜ごはんは何にしようかなあ、なんて考える休日3日目の
昼下がりです。
突然ですが最近、バーニャカウダに凝っています。
イタリアンやおしゃれ居酒屋などではたいていあるので、見つけると
必ず頼んでいたのですが、無印良品(良品計画)の簡単に作れるキットや、
キューピーのレトルトなども発売されているし、
にんにくやアンチョビを買ってきて、イチからつくるのも比較的簡単なので、
最近はすっかりおうちメニューになってしまいました。
議論になるのは生クリームを入れるか入れないか、というとこでしょうか。
上記ふたつの市販品は入れるタイプ、私がイチからつくるのは
入れないタイプです。
どちらもおいしいですよーー。
バーニャカウダは、イタリア北部の冬の料理で、にんにくとアンチョビを
ペースト状にしてオリーブオイルと一緒に温め、野菜につけて食べる料理です。
日本ではここ10年くらいよく聞く料理、という感じがするのですが、
初めてこの料理を日本に紹介したのは日本を代表する北イタリア料理のシェフ
である、室井克義(むろいかつよし)さんという方だそう。
この室井シェフは「初」という言葉の多い人なのです。
・イタリアで修業しているのですが、日本人の料理人としては初めて労働許可証を
取得し、6年間滞在した
・日本で初めてのホテルのイタリアン・ダイニングであるホテル西洋銀座
『リストランテ・アトーレ』の初代料理長となった。
・「日本イタリア料理協会」を立ち上げ、初代会長に就任した。
・日本に初めて「ティ・ラ・ミス」を紹介した
などなど。
室井シェフがいなかったら私の好きな料理ふたつなかったのかも!
(まあ、誰かほかの方がもってきたかもですが。)
室井シェフは現在は駒込で小さなイタリアンをやっているのだそう。
そのうちぜひ行ってみたいなーと思います。