最近よく聞くカーボンニュートラル。なんとなくの意味は分かっているつもりなのですが、なかなか意味を覚えられず…。ちゃんと意味を調べてみたところ、「カーボン」は炭素「ニュートラル」は均衡といった意味で、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味するそうです。排出量は車などから出る二酸化炭素などの温室効果ガスの量、吸収量は植林、森林管理などによって吸収される温室効果ガスの量を指します。もう忘れません。
今回はそんなカーボンニュートラルの実現に取り組む、「株式会社ニッキ」をご紹介します。こちらの会社はニッキ飴…ではなく、燃料供給装置をはじめとしたさまざまな自動車部品を製造している会社です。特に力を入れているのがカーボンニュートラル関連の製品。こういった話題で出てくる車は水素自動車が多いイメージですが、CNG(圧縮天然ガス)のような天然ガスを利用して走る車に向けた燃料制御装置の製造を多く行っているそうです。日本ではあまりなじみ深くない種類の車かもしれませんね。CNG車はバイオメタンガスを燃料として走る車で、このガスは牛ふんなどを原料として生産できることから、インドなどの国でカーボンニュートラル対策として有力視されているそうです。
一口にカーボンニュートラルといっても、結構いろいろなやり方があって面白いですね。本当にガソリン車が無くなるとはなかなか思えないのですが、そんな面白い未来に期待しながら、車の進化を見守っていきたいです。