日本は現在、エネルギー資源のほとんどを輸入に頼っており、資源の価格高騰が私たちの生活に大きく影響しています。これにより、日本国内で原油や天然ガスなどを生産しているというイメージが無い方が多いのではないかと思われます。
しかし、日本国内でも油ガス田がいくつもあることはご存じでしょうか?主に北海道、東北地方に多く存在しています。そのうちの10か所の油ガス田を保有しているのが「石油資源開発株式会社」です。
石油資源開発は1955年に石油資源開発株式会社法にもとづく特殊会社として創立されました。それ以来国内で油ガス田を次々発見をし、石油・天然ガスを軸とする事業を続けています。
また、原油・天然ガスの生産だけではなく、その資源を安定して供給するためのパイプライン網を国内に敷いており、その総延長距離は800kmを超えます。そのパイプラインは遠隔監視システムにより24時間の監視体制を備えており、事業の遂行にあたっての企業の根底にある安全最優先の文化を大切にしています。
以上のように、油ガス田の炭鉱から、開発、生産、輸送・供給までのとても規模の大きい流れを石油資源開発グループ内で完結させられるというのはとても大きな強みかと思います。このような大規模な取り組みを行うことによって売上高は2400億円を超えています。もちろん国内でエネルギー資源を完結させるのは難しいので海外でのエネルギー事業にも進出しており、エネルギー資源に乏しい日本の企業が世界において活躍している姿を見ると日本における石油・天然ガス開発の発展へこれからも貢献していく企業だと思われます。