みなさまこんにちは
お盆中はいかがお過ごしでしょうか?
コロナウイルスもそうですが、外は気温35度を超える猛暑日が続いているため、外出も億劫になりますね。そんなときは涼しい家の中で映画や読書をしてまったりと過ごすのも良いですね。
今や映画やドラマなどの動画はもちろん読書もスマートフォンなどの電子機器でこなす人が多くなっているそうですね。今年上半期の国内電子書籍の売り上げは30%近く増加したとニュースになっていました。
そんな電子機器を製造するのに欠かせない部品って何だと思いますか?もちろんバッテリーなどたくさんの部品がありますが大体において共通して必要なものがあります。
それは「シリコンウエハー」です。
あまり聞きなじみのない人も多いかもしれませんが、シリコンウエハーは集積回路の製造に必要な材料です。シリコン(ケイ素)から作られた薄い板と言えばそれまでですが、製造には高度な技術、信頼性が必要な材料です。
日本はそんなシリコンウエハーの製造が得意です。
株式会社SUMCO(さむこ)は世界トップレベルのシリコンウエハー製造会社で信越化学工業に次ぐシェアをもっています。シリコンウエハーの製造および販売が主な事業です。もともとは住友金属工業株式会社と三菱マテリアルが事業統合した会社であり、2005年に三菱住友シリコンから株式会社SUMCOに商号を変更しています。
SUMCOは技術力の高さを標榜しており、研究開発費は毎年50億円以上を投じています。実際に特許件数は3000以上を取得しており、業界トップクラスの技術力を誇示しています。SUMCOの製品である300nm最先端ロジックウェーハは5G通信に貢献しています。海外売上高比率も約80%とグローバルに活躍しています。
今使っている電化製品の中にもSUMCOのシリコンウエハーが使われているものがあるかもしれませんね。