昨日取り上げたプラントが思ったより面白かったので、似た事業を行っている三井松島株式会社を取り上げます。
三井松島株式会社は1913年松島炭鉱株式会社として設立された企業で、今でもその流れを汲み、売上高の2/3〜3/4がエネルギー事業となっております。
「松島炭鉱」の名前の通り、炭鉱を中心として、石炭を用いた事業が多い印象です。
石炭の販売・生産に始まり、石炭関連エンジニアリングなることも行っております。生産ということは石炭プラントということですね。石炭エンジニアリングは、国内での100年近くに及ぶ国内坑内堀炭鉱の操業経験、海外での炭鉱開発経験を活かし、炭鉱の開発・操業・選炭技術に優れているとのこと。
選炭、という言葉を初めて聞きました。読んで字のごとくだとすれば炭を選ぶ、としか読めませんが、、、
採掘した石炭は主に精炭と廃石に分類され、精炭は有用・廃石はその名の通り廃棄されるだけのものだそうです。
非鉄金属鉱山ではなんと採掘された原鉱の90%以上が廃石だそうです。多い・・・