たまご

| 小ネタ! |

北海道の企業シリーズ第2弾です。
「北海道に本社がある」で縛るつもりだったのですが、どうしても大きくなると東京に本社を移動している企業が増えてしまうので、
「北海道生まれの企業」で縛っていこうと思います!この先また縛りが代わるかもしれませんが!!

ということで本日は「卵」を取り扱う株式会社ホクリヨウを取り上げます。

株式会社ホクリヨウは1949年に設立されました。札幌市に本社を構え、鶏卵の生産・販売、加工卵の製造販売事業を行っています。

「ごあいさつ」を見てみると、ホクリヨウの特徴としては
– ウインドレス設備
– 鶏卵トレーサビリティ
が挙げられそうです。それぞれのキーワードを調べてみます。

– ウインドレス設備
ウインドレス鶏舎とも。
鳥インフルエンザを防ぐために主流となっている設備です。
鳥インフルエンザはヒトに感染することもあり、感染力の高い新型インフルエンザの原因ウイルスとなる恐れがあります。
感染者の体内で遺伝子組み換えが起こる可能性が高いそうです。
鳥インフルエンザが発症した場合、家畜伝染予防法に基づき、発生した農場の飼養家禽の殺処分、焼却または埋却、消毒、移動制限区域の設定など必要な防疫措置が実施され、発生が確認された農場から半径10km以内にある家禽飼育農家については清浄性が確認されるまで出荷が制限されます。
かなり影響が大きいように感じますが、人への感染を防ぐ、と考えると必要な措置なのかもしれません。

そんな鳥インフルエンザ渡り鳥が主な感染経路となっているようです。
渡り鳥等の野鳥との接触を避けるため、有効な手段として用いられているとのことでした。

– 鶏卵トレーサビリティ
トレーサビリティとは、食品の安全を確保するために、栽培・飼育から加工・製造・流通等の過程を明確にすること、と定義されています。
たまごに印字されているのは賞味期限くらいのイメージでしたが、ホクリヨウではさらに5桁の記号(Uコード)を印字し、生産農場とGP工場(Grading&Packing)がわかるようになっています。
コードをたどってさらに使用飼料、産卵日までわかるとのこと。

「うそのないたまご作り」というコンセプトを体現した、非常に消費者の安心・安全に配慮した企業だな、と感じます。

 

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