今日でやっと創業年数の長い企業第10位を取り上げるということで、8回くらい？続きましたがやっと終わります。
非常に書きやすいテーマだったので続けたいところではあるのですが、これ以上はお金がかかりそうなので止めておきます。
ということで本日はユアサ商事が炭屋を始めてから3年、1669年創業の岡谷鋼機株式会社を取り上げます。
名古屋鉄砲町で岡谷總助宗治が金物商の「笹屋」を創業したことが岡谷鋼機の始まりです。
出ましたね屋号。笹谷とか佐々家さんのご先祖かもしれない・・・？
かと思いきや、両刀を算盤に代えて商売を始めたとのことで、もともとは武士の出のようです。
武士が屋号を持ったらどうなるんでしょう？
岡谷鋼機の歴史を見るに、(企業名からもわかるように)もともとの苗字を継続して使うようです。
> 創業当初に取り扱っていた商品は、農具(鋤、鍬、草鎌)、工匠具(釘、錐、小刀、斧、鋸、金槌)、家庭用品(剃刀、鋏、鏡)、刀剣類など、鉄の加工品でした
創業当初は上記のように身の回りの金物を主として扱っていたようですが、時代とともに取り扱う事業領域を拡大し、
鋼鉄、情報・電機、産業資材、生活産業の4事業領域で商社として広く活躍しています。
こう歴史のある企業を取り上げると「紋」をもっているところが多いなぁと感じるのですが、
創業時の「笹屋」らしく丸に五枚笹のを描いた紋がイケてます・・・！