薬の新しいカタチ

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こんにちは。

今回は讃岐の国香川県の東かがわ市に本社を構える株式会社メドレックスをご紹介します。
メドレックスは、アメリカと大阪に1社ずつ系列の会社を持つ創薬企業グループです。

飲み薬や点滴ではなく、湿布のように皮膚に貼って薬効を得られるという経皮吸収型製剤TTSにおいて、独自の新技術ILTS®などを利用した新しい医薬品の製造が主な事業内容です。ILTSは、薬物の体内への浸透性を大きく向上させる技術で、今までは難しかった難溶性薬物や高分子の薬物を貼付剤にすることを可能にしました。null

薬の効き目には血中濃度が関わっているのですが、貼り薬はその血中濃度を一定に保つことが可能です。副作用をできるだけ抑え、本来期待される効き目を極大化することができます。また、薬を飲むのを忘れたり、特に高齢の方は粒の大きな薬を飲むのがつらいこともあるのではないでしょうか。貼り薬の多くは貼り替えは1日1回、入浴中もはがす必要がないものがほとんどです。現在は、床ずれや皮膚の潰瘍に効果のあるヨウ素剤を、従来の液体のものから、患部以外を汚さず塗りやすい軟膏へと改良した「ヨードコート軟膏」を販売しており、医療の現場でその利便性が高く評価されています。

今後はアメリカでの上市を目指しており、消炎鎮痛貼付剤 「ETOREAT®」の製造販売承認を2018年に見込んでいます。こちらは、テープ剤というはがれにくい貼付剤です。アメリカでは、パップ剤と呼ばれる、私たちが湿布と聞いて想像するような、厚みのある、表面が少しモチモチしたものがシェアのほとんどを占めているため、上市後の動向に注目が集まっています。
また、中度から重度の疼痛緩和貼付剤「MRX-1OXT」も、 アメリカでの競合市場においては初のテープ貼付剤となる可能性があり、上市を急いでいます。

痛みや苦しみが少なく、薬の良い効果を多く得られるのは素晴らしいことですよね。新しい治療のアプローチを生み出すという社会的意義の大きな事業を行っている株式会社メドレックスの今後に注目です。

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