こんにちは。
暖かくなってきたので、最近は湯船にお湯を張ったり、
暖房をガンガン入れることもなくなってきました。
冬場は石油ストーブなどで寒さをしのぐことも多いですよね。
本日ご紹介する石油資源開発株式会社は、
そうしたエネルギー源に関する企業です。
◉石油資源開発という会社
石油資源開発は東京都千代田区に本社を置く設立46年目の企業です。
正直もっと古くからある会社だと思っていたので意外です。
沿革を見てみると、もともとは石油資源開発株式会社法に沿って
建てられた会社であり、その後石油公団となり、そこから
分離したのが現在の会社のようです。
ちなみに設立から5年以内で2件の油田と1件のガス田を発見しています。
こんなに手早く見つかるものなのでしょうか。
当時は1950年代でコンピュータもない時代なのに
これほどのスピードで発見しているのは、資本力が潤沢にあったからでしょうか。
◉掘り方
筆者は石油やガス田の立派なプラントを構築するまでの過程など
今まではまったく想像したこともありませんでした・・・。
実際に石油資源開発が行っている方法としては、
まず、文献や有償の資料の調査を行います。結果が良ければ、
開発するための鉱区権益を申請、入札を行います。
その後探鉱が始まるわけですが、ここで最も効率のいい方法はなんだと思いますか?
答えは、人工的に地震を起こすことです。地震を起こし、
地下からの衝撃波の反射波を分析することで地質構造を把握するそうです。
人工的に地震を起こすというスケールの大きさに圧倒されてしまいそうです。
売上高2700億円を超える石油資源開発株式会社。
売上高も、掘削にあたっての調査方法も、実際の石油プラントも、
全てが自分の身の回りの生活から考えるとケタ違いの規模です。
この規模の事業を回して世界と勝負する会社はなんだか応援したくなりますね。