こんにちは。
本日は日本電気硝子株式会社をご紹介したいと思います。
1949年に創立され、本社は滋賀県大津市晴嵐にあります。
従業員数は2014年12月末時点で1,733人です。
HPによると、1949年は真空管用ガラスや管ガラスを
手吹きで生産していたそうです。
現在から60年以上も前だと手作りで生産していたようですね。
しかし、その2年後にはガラス管の自動成型に成功し、7年後には
タンク炉による連続生産に移行し管ガラスで事業基盤を築いたそうです。
後にブラウン管用のガラス管の生産を軸にしていくのですが
時代の流れによりブラウン管は生産を縮小されていきます。
しかし、新たな時代の流れが到来しても液晶ディスプレイ用のガラスや
電子デバイス用のガラス等を新たな生産の軸にしていくことで
企業の基盤を整えていったと思われます。
小ネタを書き始めて色々な企業を見てきましたが
素材を作る企業というのは、いくら時代が変わって全く新しいものが
生産される世の中になっても必要とされる大事な企業であると思います。
そこには新たな素材を作成するという努力があるのかもしれませんが。
全てが自社でできるなんて事の方が少なく、お互い協力しあう背景が
見えてくるように思えました。