こんにちは。
皆さんの会社の周りにはコンビニはありますか?
おそらく、無いと答える方のほうが少ないのでは無いかと
思います。それほど広く展開されているコンビニですが、
当然隆盛している会社とそうでないところがあります。
セブンイレブンやファミリーマートやローソンが
しのぎを削っている中にもう少し規模の小さな
コンビニがある、というような構造だと考えています。
◉提携とシナジー
さて、そんな闘いの中で今月18日にローソンと
ポプラが業務提携を強化するという発表を行いました。
この2社は昨年の12月に業務提携契約を締結していて、
今年の春からローソンのPB商品をポプラでも取り扱う
ようになったそうです。その結果としてポプラのPB菓子の
売り上げが前年比で1割以上伸びているようです。
さらにローソンのワインも導入され、ポプラの売り上げの
強化につながっているそうです。同じコンビニ同士ですが
売れ筋の商品をポプラに置いてもらうことでローソンとしては
新たな店舗を展開する手間を省くことができ、ポプラとしては
売れる見込みのある製品を沢山入荷することができて売り上げを
強化できるというシナジーが見込めます。
ローソンがポプラを吸収してしまったかのように思われる
今回の業務提携ですが、2社のこれまで培ってきた仕入れや
物流インフラを最大限活用し、市場規模と業務効率を
最大化させることが目的だったのだと思います。
一社だけでなく、協力して市場に勝負をかけるのは
珍しいことではありませんが、やはり大きな会社同士が
提携するというのはいつでも新鮮な気持ちにさせてくれます。
ローソンとポプラのこれからに期待です。