こんにちは。

 

昨日、12月2日、現代語の基礎知識による「2013ユーキャン新語流行語大賞が」発表されました。なんと、今回は史上最多の4つが年間大賞に輝きました。

ご紹介すると、予備校講師・林先生の「今でしょっ!」、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の「じぇじぇじぇ」、TBS系連続ドラマ『半沢直樹』の「倍返し」、東京オリンピック招致のプレゼンテーションでの滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」の四つです。

今年、一度はだれもがどこかで、耳にしたのではないでしょか。

 

みなさんの一番印象深いワードはなんでしょうか。私は東進ハイスクール講師、林修先生が生み出した「今でしょっ!」です。今回は、その東進を運営する株式会社ナガセを取り上げてみたいと思います。

 

2013年7月1日(月)日本経済新聞の未来面に、ナガセ株式会社が「総額三億円 大学生、大学院生の起業を支援します。」という旨の記事が掲載されました。ナガセ株式会社の関連ページに進むと「一件当たりの支援の金額は最大一億円、総額三億円を起業支援基金として準備」とあります。もちろん、これらの支援を受けるためには厳正な審査をパスしなければなりませんが。

 

なぜ、このような資金援助をナガセ株式会社は行おうと決心したのでしょうか。

そこには、代表取締役 永瀬昭幸氏の過去があったように考えられます。彼自身、「5000万円貸すから、何か始めてみてはどうか」という言葉を受け、起業を決意しました。ナガセや東進の現在があるのはこの恩人との出会いのおかげであるとも述べています。このような経験から今回のこのような資金援助を決心したと考えられます。

また、ナガセのこのような活動が呼び水となって、同じような企業が現れ、国全体で起業支援の大きな流れが生まれることも期待しているようです。

 

ナガセのホームページの「ごあいさつ」というページには

「文久2年。赤坂氷川にある軍艦奉行並勝海舟の屋敷。自分を斬りにきた坂本龍馬に、日本は世界を見るべきだという持論を展開した勝海舟。この出会いが、日本の未来を大きく変えました。
勝が龍馬のたぐいまれな才能を見抜き、引き出し、育てあげなければ、その後の時代はまったく違ったものになっていたかもしれません。
人間の才能は、出会いでさらに磨かれます。
ひとつの出会いが、お互いを刺激し、次の時代をつくりだす原動力になります。
いまの日本にこそ、次代の日本を切りひらくリーダーたちのために、良質な出会いをつくりだす必要がある。私たちはそう考えています」とあります。ここからもナガセの起業支援の理由がわかる気がします。

ナガセの大学生に対する「いつやるの?」という声が聞こえてきますね。

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