先日、mikaさんが投稿したARの記事に触発されて、
今日は仮想現実について書きたいと思います。
拡張現実(AR)と仮想現実(VR:バーチャルリアリティ)の違いについては、
既に『今話題の「AR」を徹底解説!』で述べられていますが、
VRは映像への没入感を追及しているため、
映画やゲームのような世界を疑似体験することができます。
この技術を取り入れた装置にHMDがあり、
HMD(ヘッドマウントディスプレイ)という名の通り、
頭に装着したディスプレイから情報を受け取れるようになります。
HMDには透視型(シースルー)と非透視型の2タイプがあり、
前者は眼鏡のような形状で、
後者は目を覆い、視界を遮るような形状をしています。
昨年、大学の研究でソニーのHMZ-T1/T2に触れる機会がありました。
HMZシリーズは3D映像作品を観るのに特化したHMDであり、
ゲームや映画などを映画館並みの没入感で表現できる装置です。
最新版のT2では軽量化などが実現し、装着感がさらに向上しています。
更に、大学では非透視型HMDの課題として、
入力操作の方法に関する議論をおこないました。
そこでは、Kinectと呼ばれる家庭用ゲームに用いられる装置を利用して、
ハンドジェスチャーや音声などをセンサー認識し、
入力操作おこなうという方法に着目しました。
近いうちに、マウスやキーボードなどの補助装置が不要になり、
手指の簡単な動作だけで、パソコンが扱えるようになるんでしょうか。
スマホのように新しい情報端末としてデビューできると良いですね。