こんにちは。hikaru です。
今日は kmonos を眺めていてちょっと目に止まった
太洋基礎工業について。
下水管の敷設などの特殊土木工事、
住宅地盤改良工事の専門業者です。
太洋基礎工業の導入している工法がちょっと面白かったので紹介します。
まず、液状化対策の超多点注入工法。
液状化対策として、薬品を地盤に注入しゲル化することによって、
シェイクされても大丈夫なようにします。
薬品を少しずつ注入する必要があり、
時間のかかる作業でしたが、超多点注入工法では、
数百ものノズルを地中に配置し、時間削減をします。
また、各ノズルの圧力は常に監視されていて、最適な流量で薬品を注ぐのだとか。
また、住宅基礎補強での、「すいへいくん」を利用した工法。
32 台のジャッキを自動で制御し基礎ごと持ち上げ、
地盤の歪み等を、人が在宅のままでも行えます。
これも、すべてのジャッキの状態が監視されていて、
スムーズなジャッキアップが可能なんだそうです。
僕の思い込みかもしれませんが、
こういう土木系の工事、特にジャッキアップみたい工事って、
「長年の経験と勘の職人技」というイメージなんですが、
結構デジタルな感じですよね。