最近、ボロネーゼを作るのにはまっています。
たっぷりのひき肉を煮込んで作るラグーソースをしっかりとパスタと絡めていただくのですがこれがたまりません。
ボロネーゼはひき肉が主役ですが、それを引き立てるのがソフリットと呼ばれる香味野菜炒めです。
そんなソフリットに似た名前の化学物質にソルフィットがあります。これは株式会社クラレが作っているアルコール系溶剤で、低臭、低毒、生分解性という特徴から「環境と人に優しい溶剤」と呼ばれています。
その用途は幅広く、工業用なら塗料や接着剤、家庭用なら洗剤や芳香剤など、割と我々の身近なものにも使われています。溶剤ときくときついにおいを思い浮かべてしまい、芳香剤には向かないように思えます。
ところが、この物質の特徴である低臭性と香料との相容性から、芳香剤にとても向いているものになったようです。
このほかにもクラレが製造する材料には面白いものがいっぱいありますので、ぜひ調べてみてはいかがでしょうか。