» 社名シリーズのブログ記事

こんにちは。

ひょんなきっかけから、実業家の田口弘さんという方を知ったので、
今日は田口氏の経歴などをご紹介したいと思います。

田口弘さんは現在、「起業専業企業」である株式会社エムアウトの社長を
やっている方ですが、これまでの経歴も非常におもしろいのです。

まず大学卒業後、農機具会社(大竹農機、現・大竹製作所)で営業を4年やり、
地方の農機具屋や農業協同組合を回ったりしていたそうなのですが、
「自分は営業には向かないなあ」と思ったのだそう。
なぜから農協などでは飲み会で受注が決まることが多く、お酒の飲めない
田口氏からは製品を買ってもらえなかった、ということなのだとか。

そんな折、高校時代からの友人に誘われて、新しい会社の設立に参加。
三住商事(現・ミスミグループ本社)を設立して、まずは
高周波を使った自動水洗器を売っていたそうですが、すぐに商品が不良品だと
いうことが発覚。
売るものが無くなってしまったので、一緒に設立した仲間の一人が
以前ベアリングの会社に勤めていたことから、ベアリングを売ることになり、
それを売る中で、お客さんから変わったオーダーが良く入ることに気付いた
田口氏、そのニーズを拾い上げ、現在のミスミグループ本社のメイン商材である
金型用の標準部品を開発したのだそう。

このようにメーカー側の作りたいものではなく、消費者側のニーズに合わせた
物を作る、売るという事を「マーケティングアウト」と呼び、
それは現在の田口氏の経営する会社「株式会社エムアウト」の社名の由来にも
なっています。

起業専業企業というのはどういう会社かな?と思ったんですが、意外と
説明は簡単で、たとえば結婚式は一緒に一度くらいしかやらないから
自分たちで情報を集めるより結婚業者に諸々お願いしたほうがいい、
企業も全く同じということで、企業を総合的にプロデュースする会社を
作ろうと思ったのだとか。
確かに、ベンチャーキャピタルは資金だけ、コンサルタントはプレゼンテーションだけ、
人材会社は人間の問題だけ、法律事務所はコンプライアンスだけ、
会計事務所は経理だけと、ばらばらになってしまっていますもんね。
1つのところにいれば済めば、こんなに便利なことはありません。

とまあ、田口氏のことも、エムアウトのことも、少しは伝わったでしょうか~。
もっと知りたいという方は、こちらのインタビューもどうぞ!
すごーく面白かったですよ。

ではでは今週もがんばりましょう!

こんにちは。
今日は久々の雨の東京です。(でもそろそろ止んだのかな)
恵みの雨、という方も多いかもしれませんね。

さて今日は株式会社セコニックホールディングスを親会社に持つ、
株式会社セコニックの社名の由来を。
セコニックは、光学電子情報機器、計測機器、映像機器、事務機器など
を生産する精密機械メーカー。
以前は・コニカミノルタと提携しており、そこからの複写機の受託生産を
開始して以来、この分野の比重が大きくなっているのだそうですが、
現在では提携は解消されています。

1951年に成光電機工業株式会社として創業され、当時は写真用露出計を主力商品
としていたそうですよ。

さて社名の由来ですが、前社名の成光電機工業から「SEKO」を取り、
そこにエレクトロニクス(Electronics)の「nics」を付けて、
「セコニック」なんだそうですよー。

こんにちは。

一人暮らしの時と、子供ができて4人家族になって大きく変わった
ことの一つにお米の消費量があります。
もちろんぐっと増えたわけですが、一人暮らしの時は2キロのお米が
なかなか使いきれずに困っていたのに、今では5キロでも1ヶ月持ちません。
単純に人数が多いだけでなく、お米を中心としたきちんとしたものを
食べるようになったのも、私の場合は子供がいるからこそ。
子どもに健康を守ってもらっている気がすることもあります。
あ、たまにですけどね。

お米を作っている会社、組織というと、私はパールライスくらいしか
思いつかないのですが、株式会社ヤマタネでもお米を卸売りをしているそうです。
サイトでも販売していたのですが、ざっくりと、5キロ3000円~4000くらい。
私がいつも買うのより少し高めではありますが、定評があるとのことなので
今度一度試してみようと思います♪

また、ヤマタネでは物流事業も行っており、その中で目を引いたのは
海外引越し事業。
日本から海外に転勤などで引越しをする際に利用できるサービスで、
日本で初めて、海外引越国際規格であるFAIMを取得したのだそうです。
うーん、海外に引越してみたいなあ。

最後にヤマタネの社名の由来を。
これは、創業者の名前に由来するもので、創業者のお名前が
山崎種二さんだったからだそうです。

さてさて週末ですね。
たまには飲みにでも行きたいなー、そういえば今日は神宮の花火だ。

楽しい週末をお過ごしくださいね!

こんにちは。

今日取り上げる会社は株式会社ヨコオ
ヨコオは自動車用を中心に各種アンテナを製造するほか、
コネクタや先端デバイスなどを作っている会社です。

アンテナってちょっと地味だし(失礼だなー)どういうきっかけでアンテナを
作り出したのかな?と沿革を見てみると、なるほどねー、とすごく納得できたので
今日はヨコオの歴史をご紹介します。

ヨコオの全身となるのは1922年に横尾忠太郎氏が創業した横尾製作所。
1925年には、横尾氏の得意とする管=クダの加工技術を活かし、
精密金属パイプ加工業を本格的に開始したのだそうです。

やがてこの技術を活用し、『バネ棒(スプリングバー)』を発明。
バネ棒は、腕時計の本体とベルトを繋ぐ部品で、細いパイプの中に
バネ=スプリングを仕込み両端が伸縮する画期的な構造でした。
これによりベルトの着脱が容易になり、世界で爆発的に普及し、同社の成長に
弾みがついたのだそうです。

1950年代に入り、普及しつつあったトランジスタラジオに着目。
その伸縮アンテナ(『ロッドアンテナ』)を開発しました。このロッドアンテナは、
当時世界一位のシェア(70%強)を獲得し、“ロッドアンテナのヨコオ”として
世界的メーカーへの成長基盤を築きました。
さらに、この後、自動車アンテナへの応用など事業領域を拡大し、その中で培った
アンテナ技術は、現在の主力事業である車載通信機器事業のコア技術となっているのだそう。

いきなり「アンテナをつくろうっと」と思ったのではなく、こういう歴史があって
自動車用のアンテナを作っているんだ、とわかると、
企業がぐっと身近に感じられるような気がしませんか?

それでは今日はこのへんで。
また明日ー♪

アーカイブ

Kmonos(クモノス)ブログについて

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930