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コレットチャックって知っていますか?コレットチャックとは工作機械などで、加工物た、切削工具を固定するための部品のことです。調べて画像を見てもらうとすぐわかるかと思います。私は工業系の高専を卒業したのですが知りませんでした。

本日はそんなコレットチャックを製作している株式会社エーワン精密についてです。精密な加工をするための部品であるコレットチャックですがここがズレていると全てズレてしまいます。各種様々な機械で使用できるように一本単位でオーダメイドで短期間で作成しているそうです。また、他にもドリルの先端部分などの再研磨も行っており、社名にもなっている精密さを売りしているようです。

こういった部品は機械でものづくりを行う現代に欠かせない部品担っていると思うので、10ミクロン保証などすごく細かい数字での加工技術を今後も活かしてほしいです。

最近注目されている“バイオベースプラスチック”をご存じでしょうか?石油を原料とせず、植物など再生可能な資源からつくられるため、製造段階でのCO₂排出削減や廃棄後の環境負荷低減に貢献できる素材です。食品容器や衣料、日用品など、実は私たちの身近なところで少しずつ使われ始めています。こうした新しい素材の広がりは、持続可能な社会に向けた大きな一歩だと思います。

今回紹介するユニチカ株式会社は、1889年に尼崎紡績として創業し、日本の繊維産業を支えてきた老舗企業です。現在はポリマー、パフォーマンス材料、繊維・テキスタイルの3本柱を展開する総合素材メーカーとなっています。

この会社はナイロンやポリエステルのフィルム・プラスチック製品に加え、バイオマス由来のTerramacといった環境配慮型材料を積極的に開発しています。また、吸湿発散や冷感、難燃性、植物由来の100%ナイロンなどを備える独自素材を展開し、特にスポーツウェアや制服、生活雑貨にも応用できる高付加価値材料を自社で開発・供給しています。

時代とともに変化するニーズに柔軟に応えながら、伝統ある素材づくりを進化させるユニチカの姿は、素材で未来をつくる姿だと思います。 どんな素材にも、手に取る前には目に見えないストーリーや思想が詰まっていることを、改めて感じますね。

みんななかよく

| 小ネタ! |

みんななかよく 単純だけれど人類がいまだ達成できていない至上命題です。

そんなキャッチフレーズを企業理念に掲げ、世界中に”かわいい”を発信し続けている会社があります。 今週はそんな株式会社サンリオについてです。 サンリオは1960年にソーシャル・コミュニケーション・ビジネスの確立をめざし、株式会社山梨シルクセンター(現サンリオ)を東京都に設立しました。はじめは絹製品販売、そこから小物雑貨販売にシフトしていき、可愛い柄を付けると売れ行きが良くなると気づきキャラクター商品の開発にシフトしていき現在のかわいいキャラクターが沢山出来ていったそうです。 もともと絹製品販売だったなんて信じられませんね。

サンリオという名前は人類が最初に住み始めたと言われる河のほとりに聖らかな文化を築きたいという気持ちを込めてスペイン語のSan río (聖なる河)という言葉からつけられたそうです。素晴らしい思いですね。

植物の生育に欠かせない三大栄養素は「窒素・リン酸・カリウム」と中学の理科で習った覚えがあります。このうちリン酸は、根の発達や花・実のつきを良くする重要な役割を持っています。実は、リン酸肥料が日本で普及したのは明治時代後半なのだそうです。

この黎明期から日本の農業の発展を支えてきた企業の一つが、今回紹介する多木化学株式会社です。1885年に、日本で初めて人造肥料として骨粉の製造を開始しました。その後過リン酸石灰の本格的な工業化に成功し、安定した品質のリン酸肥料の供給が可能になり、農業の生産性向上に大きく貢献しました。それから100年以上にわたり、リン酸を中心とした肥料の製造・販売を通じて、日本の農業を見えないところから支え続けています。

現在では、肥料事業に加えて、工業用リン酸や水処理薬品、合成樹脂原料、機能性素材など幅広い分野にも展開しており、特に工業用リン酸の分野では、食品添加物や医薬品原料としても使われる高純度な製品を手がけ、国内でも高い注目度を得ています。

農業を起点に、今や「食」や「暮らし」、「環境」といった多様な分野に根を張り、社会を広く支えています。これからも持続可能な未来を支える企業としての歩みを進めてほしいです。

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