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においで選ぶ

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私たちが日常で触れるガムや歯磨き粉、洗剤など、身の回りの多くの製品には様々な香りが付けられています。歯磨き粉を選ぶ際も、「ミントよりもフルーツ味のほうが好み」といったように、自分の好みに合わせて商品を選べるのは、多種多様な香料を製造販売する企業があるからです。今回は、そんな香料を専門に扱う企業ついてご紹介します。

今回紹介するのは高砂香料工業株式会社です。1920年に香料技術者12人によって設立され、現在では世界28か国で自社で開発した香料を製造販売している、日本最大の香料のメーカーです。高砂香料工業の事業領域はフレーバー、フレグランス、アロマイイングリディエンツ、ファインケミカルの主に4つの領域で展開しています。特にフレーバー、フレグランス部門は私たちにとって最も身近な領域です。フレーバ部門では清涼飲料水の香料やチューインガムやグミの香料を開発から製造販売までおこなっています。またフレグランス部門では香水や石鹸、芳香剤のための香料を開発から製造販売しています。

私たちの身の回りの製品に広く使われている香料ですが、香料を専門に製造販売する企業に意識を向ける機会は少ないかもしれません。日々研究を重ね、新しい香りを開発してくれる企業があるからこそ、私たちは自分の好みに合った香りの商品を選ぶことができるのだと改めて実感しました。

医療関係者向け情報プラットフォームって知ってますか?

エムスリー株式会社 は、2000年に設立された比較的新しい会社ですが、医療 × インターネットという分野を早い段階から狙ってきた“先駆者”的な存在です。設立当初から、医師向け情報プラットフォーム「m3.com」を中心に据え、国内外の医師ネットワークを築いてきたという点を強みとしています。

2016年に医療メディアの QLife を完全子会社化しており、医療関係者のみでなく一般消費者向けの医療情報領域にも本格参入しており、医療情報発信の幅を広げてきたことがわかります。

また、2022年には エムスリーAI株式会社 を設立し、医療AIプラットフォーム事業に乗り出しており、このAI時代でどんどん活用をしていっています。

さらに、国際展開にも積極的で英国の医師リクルート企業を買収し、グローバルな医師ネットワークや医療人材支援業にも力を入れいるそうです。

医療関係者向け情報プラットフォーム という響きがかっこいいですね。 it関係者向け情報プラットフォームとかないでしょうか?

シンプルが良い

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みなさんは家具を買うといえばどこを思い浮かべますか?私は家具を購入といえばニトリです。お手頃価格でシンプルおしゃれな製品が多くて老若男女だれでも使いやすいですよね。

今回はそんな株式会社ニトリホールディングスについてです。

ニトリホールディングスは、札幌で1972年に創業した家具・インテリア企業です。現在は全国展開しているため「大手チェーン」という印象が強いですが、もともとは札幌の一店舗から始まりました。寒冷地ならではの住宅事情や生活スタイルから学んだ経験が、今の「使いやすさ」や「機能性」を重視した商品づくりにも活かされていると言われています。

同社の特徴は、企画・製造・物流・販売までの一貫した仕組みです。価格を抑えつつ品質を安定させるために、自社で工程を管理し、店舗には生活動線を意識したレイアウトや季節に合わせた提案を取り入れています。収納家具や布団、キッチン用品など、日常でよく使うアイテムほど工夫が細かく、長く使いやすい形に仕上げられています。

さらに海外での生産・調達や物流網の最適化も進め、暮らしに必要なものを安定して届ける体制を整えています。華やかな演出よりも、実生活に役立つ価値を着実に積み上げてきた企業であり、その原点には札幌から始まった日々の暮らしへの視点があるといえます。

小学生のころ地引網漁を体験する機会があったのですが、普段見ることもないような大きくて丈夫な網があることに驚いたことを覚えています。今回はそんな漁業に使われる網を製造販売している会社を紹介します。

今回紹介するのはニチモウ株式会社です。ニチモウは大きく4つの事業を展開しています。1つ目が海洋事業です。会社名にもある通り、漁業で使われる漁具・漁網の製造販売を通して国内外の漁業を支えています。2つ目は機械事業です。魚のすり身の加工品や冷凍食品などを整形したり、加工したりする機械を製造販売しています。3つ目は食品事業です。主に魚のすり身の加工品や魚類を販売しています。これらの3つの事業は漁業で魚を獲るところから、機械を使って加工し、食品として消費者の食卓に届けるまでの工程に一貫的にニチモウがかかわっています。4つ目は資材事業です。スーパーで売られている弁当を入れるための包装資材を販売しているほか、農業のビニールハウスのフィルムなど農業分野でも活躍しています。このほかにも研究のバイオテックス事業や物流事業なども展開しています。

このような事業展開の幅広さの裏にはニチモウの「浜から食卓を網羅し、挑戦の歩みを未来へ」という会社のパーパスに裏付けられています。社員約200名という少数精鋭ながら、これだけ多様な事業を展開できるのは、この一貫したバリューチェーンと、新しい分野に挑戦し続ける企業文化にがあるからだなとわかりました。

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