世界と戦うペットボトル

| 小ネタ! |

こんにちは。
暑い日が続きますね。雨が降ってもじめじめするばかりで、petto
早くも梅雨のような気分でいます。
こうも暑いと飲み物を外で飲む機会が増えますよね。
事実筆者も毎日社内でペットボトルの飲料水を飲んでいます。
そうしてペットボトルの水を飲んでいる際に、ふと
ペットボトルの製造機はどの会社が作っているのだろう、という
疑問が浮かんできました。
本日はそんなペットボトル生産機器の製造会社である
日精エー・エス・ビー機械株式会社について紹介します。

◉日精エー・エス・ビー機械という会社
 日精エー・エス・ビー機械は本社を長野県に置く一部上場企業です。
設立は今から37年前の1978年です。流石一部上場企業、歴史がありますね。
事業内容はペットボトルの製造機器関係一本です。本社は長野の高原に建っており、
大変さわやかな空気が流れているのがわかります。こんなところで仕事ができたらいいですよね。
また海外展開も積極的に行っており、会社を設立してから2年後にはアメリカに、
現在では世界各国の主要な都市に事業所を置いているグローバルな企業です。
2012年には東証2部に上場しており、またその1年後には1部上場を果たしています。
2部に上場してからわずか1年で1部上場する企業は珍しいと思うのですがそうでもないのでしょうか。
ちなみに東証1部上場承認で速かったのはグリーやエイチームの4年です。
エイチームはマザーズに上場してからわずか233日で東証1部に上場しています。
話が逸れましたが、このエー・エス・ビーという会社は東証1部に上場するだけの
力があるということです。その力の源は、企業理念にある通り 高い技術とサービスで
顧客と社会を豊かにする、というところでしょう。

◉世界に誇る独自技術
 エー・エス・ビーは1.5ステップという独自の製造方法を確立しています。
ペットボトルを製造する際に、ペットボトルを取り出す場所をコンパクトにし、
大幅なコストダウンを達成することができる、というものです。
同じペットボトルの製造方法でも数種類あることが調べていくうちにわかりました。
耐熱ペットボトルを作る際には、一度200度以上の高温で熱してから
それよりも低い95度程度で熱して成形することで、熱耐性のあるペットボトルを
製造することができるというものです。このペットボトルは95度まで耐えられる
とのことです。すごいですね。
こういった高い技術力は世界で評価されており、世界のシェアの約20%を占めている
とのことです。ペットボトルという身近な製品の製造において
世界規模で20%もシェアを持っているとは・・・驚きです。

 高い技術力で日本から世界にペットボトルの製造技術を発信する日精エー・エス・ビー機械。
それが評価されて東証一部に上場してからはまだ2年程度です。
世間では最軽量ペットボトルが話題を呼んでいたり、また資源問題についても
日々議論されている状況です。
技術力に加えて「エコ」も要求されるという要求レベルの高い市場でも
日精エー・エス・ビー機械ならきっとシェアを拡大し続けてくれるでしょう。
身近なペットボトルの製造機器販売会社は日本が世界に誇る大企業だったのでした。

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