こんにちは、aicoです。
今日は大石産業株式会社を紹介します。
大石産業は主に包装関連資材の製造・販売を行っている上場企業で、
主力のパルプモウルドで国内シェアを獲得しています。
パルプモウルドってあまり聞き慣れない言葉ですが、
みなさんも1度は見たことあるはずの製品ですよ。
例えば卵や青果の容器。
よく見るのは透明なパックですが、たまに段ボールっぽいゴワゴワした紙で
出来たパックに包装されている卵もありますよね。
その紙で出来た容器がパルプモウルドです。
パルプモウルドは新聞や雑誌、段ボール等の古紙から作られています。
古紙を水をパルパーと呼ばれるタンクに入れて溶かして液状にしたものを
作りたい型の金網で抄きあげ、成形し、乾燥させています。
家電製品を買った時に段ボールの中の製品の角を保護している
茶色や灰色のものが入ってたりしますよね。それもパルプモウルドです。
パルプモウルドの成形は紙の水素結合により自然に接着するため、
接着剤などの薬品を使わず、100%古紙を利用したリサイクル製品でもあり、
使用後は再び古紙原料として再利用も可能で環境配慮型の製品としても評価されています。
そのため最近ではパルプモウルドは発泡スチロールなどに代えて、
緩衝剤・梱包材・固定材としても普及してきているんですよ。
では、また明日♪