こんにちは、hikaru です。
暑いですね。
夏が近づいてきた感じがします。
さてさて、今日取り上げるのは株式会社サカタのタネ。
その名の通り、種子・苗木・球根・農園芸用品の生産販売を行っている種苗(しゅびょう)会社です。
サカタのタネは、「F1 ハイブリッド種子」と呼ばれるタネを安定供給している事に定評があります。
「F1 ハイブリッド種子」とは、固定種同士を交配してつくられた第一代目の雑種「F1 品種」の種のこと。
両親のそれぞれの特性が両親を超えて現れるという、遺伝的な特性があるのだとか。
F1 品種は、色・形・サイズ・収穫時期などの特性が均質で、大量生産や安定した生産に向いています。
ただし、「F1 品種の子供」はこうした特性がバラバラになってしまうため、「F1 ハイブリッド種子」の安定供給が求められるんだそうです。
スーパーマーケットに並ぶ野菜のほとんどは、この F1 品種らしく、
そのなかで、例えばブロッコリーは国内で 75%、海外で 60% がサカタのタネのものなんだとか。
社名こそあまり目にしませんが、私たちが日々食べている野菜はサカタのタネあっての物なんですね。
こういう裏方的な所、かっこよくて好きです。
それではまた明日!