こんばんは。
私はビールが異常に好きなのですが(味が大好きなのです)
やっぱりおつまみや食事(ごはん以外)と一緒だと、よりおいしく感じます。
そして、どうして新幹線で飲むビールはあんなにおいしいのでしょうか。
ナッツやチーズたらのようなおつまみも一緒に楽しみます。
そんな時に思い出してしまう小ネタが、マジックカットの開発秘話です。
マジックカットというのは、旭化成パックス(旭化成株式会社の関連会社)が開発した
易開封加工技術および商品名。
袋の切り口がなくてもどこからでもあけられる、という技術で、
納豆のタレの子袋など、いろんな商品に採用されていて、
使われている商品には口をあけたシェフのようなマークがついています。
マジックカットでなくても、袋に切れ込みがあればそこから開けることが
できるのですが、ちょっと見えにくいこととか、あるんですよね……
実はマジックカットは、旭化成パックスの専務が出張の帰り、新幹線で
ビールとおつまみを買って、おつまみの袋の切り口が見つからず、
しかたなくおつまみなしでビールを飲んだという苦い(?)経験から
本社に戻ったあと技術陣に『指先で簡単にどこからでも破れる袋は
つくれないか』と持ちかけたことから開発が始まったのだそうです。
この話からわかることは、新幹線ではやっぱりビールを飲む、ということと、
ビールにはおつまみが必要だということと、
少しのきっかけを逃さずにいれば、たくさんの人のためになる技術を
開発できるかもしれないーーーということでしょうか。
さて、今日は新幹線には乗っていませんが、もうそろそろビールを
飲みたいなあーっと思います。