大学院時代に医学研究を行っていたのですが、研究室には実験器具があふれていました。実験を行ったことのない方には想像が付きにくいかもしれませんが、ビーカーやフラスコだけでもかなりの種類があり、特徴的な形をしていたりと見ていて面白いです。しかし、もちろんその一つ一つにも用途があります。実験が行われていく中で、こんな実験器具があれば便利なのにという要望から増えていくのでしょうか。新しい実験器具を開発する仕事というのもとても面白そうです。

そんな研究室などで使われる理化学機器を販売しているのが「アズワン株式会社」です。

アズワンは10万点を超える理化学機器を掲載した分厚いカタログを発行し、全国に存在する14000の拠点の代理店ネットワークを通じて、研究施設やハイテク工場、医療機関にサービスを提供しています。ビジネスモデルとしては卸業だけでなくメーカー機能、小売機能も兼ねそなえる企業として独自の形態を構築しています。商品・物流・情報の三つの観点からも戦略を立て、ユーザーからの要望にきめ細かく応えることが可能です。

要望に応えるという観点からもわかる通り、アズワンは顧客満足度の追及を経営方針として何よりも大切にしています。その理念が研究・医療の分野において日本を支える企業の一つになっている理由なのではないでしょうか。

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