かつて車はほぼ全ての部品が金属で出来ていましたが、時代が経つにつれて様々な部品が他の素材に部品が増えてきました。そこで今回紹介するのは車部品をはじめとする様々な製品を樹脂加工技術で製造する児玉化学工業株式会社です。児玉化学ではモビリティ事業、リビングスペース事業、アドバンスド&エッセンシャル事業を中心に事業展開をしています。
モビリティ事業では自動車の内外装プラスチック部品を製造しています。プラスチックを含侵した長繊維ガラスマットを加熱し、プレス成型するGMT新工法という技術を使用することで、高鉄製品と比較して、高剛性かつアルミ並の軽量化を可能とした樹脂製品の作成を可能にしています。この工法は様々な形に対応できるため多くの部品の代替として使用される可能性がまだあると思います。
リビングスペース事業では洗面キャビネットなどの製造、アドバンスド&エッセンシャル事業ではPC筐体の製造などの製造を行っています。プラスチックの特性を生かすことで様々な製品で、強度や質量の点やコストの面で大きな魅力を出しているのではないでしょうか。
プラスチックは柔らかいものが多い印象でしたが、とても硬い製品にも使用される機会が増えてきたのですね。