オフィスなどでよく利用されているタイルカーペットには様々な利点があります。

部屋の広さへの対応が簡単なことや防音効果が高いことなどが主になるかと思いますが、私は場所を選ばずに利用できることも大きな強みだと考えています。

タイルカーペットには様々なデザインがあり、組み合わせも変えられるので自由にデザインを調整することができます。デザインの柔軟性は様々な需要への対応を可能にするので、多くの場所で利用できると言えるのではないでしょうか。

さて、今回はタイルカーペットを日本で初めて生産した住江織物株式会社を紹介いたします。

住江織物はカーペットにおいて長年にわたり国内で高いシェアを誇っている内装材会社です。国会議事堂の赤絨毯はこの会社の特注品であり、1891年から納入を続けていることから昔からの名門であることが伺えます。

事業内容はカーペットやカーテンの生産のほかに椅子張地なども手掛けており、自動車の内装や電車の椅子の生産も行っています。

近年では車両内装事業が大きく成長しており、業績にも大きな影響を及ぼすようになってきています。自動車業界の動向が内装材会社にも影響を与えるのですね。

インテリア業界と自動車業界の共通点を持った立場の会社なので、それぞれの業界から顧客が発生していると思われます。分散した需要を持つことで安定した経営が実現できている企業の一つなのではないでしょうか。

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