こんにちは。
あめあめふれふれ母さんが、じゃのめでお迎えうれしいな
という童謡がありますよね。子どもの頃は「じゃのめ」の意味が分からなかったのですが、これは蛇の目模様という模様の傘のことなんですよね。
蛇の目模様とは、同心円を基調にした模様のことで、文字通りヘビの目から名づけられたそうです。
ちなみに、“じゃのめ”と打鍵して変換すると、“ʘ”こんな記号がでてきます。
ということで今日は蛇の目ミシン工業株式会社をご紹介します。
蛇の目ミシンはおそらく誰もが一度は聞いたことがあるであろう、大手ミシンメーカーです。
なぜ「蛇の目ミシン」という社名かというと、ミシンの通称カマ部と呼ばれる部分におさめられたボビンの形が、「蛇の目」に似た丸い形状だったことから、ボビンの形が「蛇の目」に見える新しいミシンは「蛇の目式」と呼ばれたことに由来しているそうです。
実は、昭和10年に自社ブランドに「蛇の目」の名を冠したとき、業界の一部からは非難の声があがったそうです。
蛇の目、という名前が不吉だからです。
しかし、創業者の小瀬與作は蛇の目ミシンこそが真の国産ミシンだという強い思いから、蛇の目という日本名にこだわったとのことです。
そんな蛇の目ミシンですが、最近はミシン以外にも「24時間風呂」というブランドでバスユニット事業も展開しています。
24時間風呂とは、いつでもすぐに暖かいお風呂に入れるバスユニットとのことです。季節に関係なく、短い時間でお風呂に湯が張れて、掃除も浴槽をさっと拭くだけで済んでしまうそうです。
ミシンメーカーがバスユニットを作っているのは意外でした…!