こんにちは。

突然ですが、株式会社ブリヂストン住友ゴム工業株式会社と聞いてピンとくる方はいらっしゃいますか?
そうです!ゴルフです。タイヤの会社ではありません。笑
住友ゴム工業株式会社の場合は、グループ企業のダンロップスポーツ株式会社
ゴルフメーカーとして有名なのですが。
この他にも横浜ゴム株式会社もプロギアという名前でゴルフ用品を扱っていますね。

では、なぜゴルフ用品メーカーにはゴム屋さんが多いのか?
ゴルフをあまり知らない、もしくは始めて間もない頃は誰でも抱く疑問ですね。
今からお答えします!

そもそもゴルフボールはその昔、茹でたガチョウの羽を皮で包んだ
手作り感満載の代物を使っていたそうです。
お察しの通り、このボールは脆くて作るのにも相当な技術のいるボールでした。
そこで、1899年に高い耐久性を持ったハスケルボール(ゴムの芯に糸ゴムを巻きつけたもの)が
発明されました。
そうなんです。ここです!ここでやっとゴムが出てくることになります。

そこから、
1909年に現住友ゴム工業株式会社が英国ダンロップ社の工場を誘致して、ゴム屋さんとして創業
1930年住友ゴムが日本で初めてゴルフボールの生産を開始
ゴムのノウハウを使って、ドンドンとボールを作っていくことになります。

ただ、良いボールを作っても、試し打ちする物が良くないと本当のボールの性能が分からない。
だったら、自分で作っちゃえ!作っちゃいました。1964年住友ゴムがゴルフクラブの生産開始。
どうせボールとクラブがあるなら、それを入れるバッグや付属品も作っちゃえということで、
ゴルフ業界で多角化していくことになりました。
これで、現在ゴム屋さんがゴルフ業界に多いのもうなずけますね。

余談ですが、ガイドブックで有名なミシュランもゴルフボール作ってました。
タイヤをすり減らすためにゴルフ場に行ってほしいのでしょうね。笑

ありがとうございました。

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