こんにちは。
本日は、「日本バイリーン」を紹介いたします。
日本バイリーンは繊維製品のメーカーで、不織布に関しては国内トップなんだそうです。
不織布とは、文字通り織らないで作られた布のことです。
繊維を集積して、科学的や機械的など様々な手段で結合させて作られます。
家庭科の授業でよく使っていたフェルトを想像するとわかりやすいかと思います。
実はフェルトは不織布とは違うのですが、織られていない布という点では一緒です。
不織布は、使用する繊維や製造方法によって様々な設計をできるのが特徴です。
レーヨンを使うと吸水性に優れ、ナイロンを使うと強度に優れるなど、多様な性質を持つことができます。
以前問題になったアスベスト(石綿)も、鉱物繊維で作られた不織布なんだそうです。
不織布は身の回りで広く利用されています。
衣料品はもちろん、マスク、ギブス材、防音材、空調などのフィルタ、遮光シート、黒板消しなどなど。
色んな分野で利用されているんですね。
国内の不織布メーカーは日本バイリーンの他に、
旭化成、東洋紡といった企業があります。
2013年度の世界不織布メーカー販売高ランキングが公式サイトに載っているのですが、
日本バイリーンは上記の国内3社のうちトップとなっています。
世界ランキングだと22位で、1位はドイツのフロイデンベルグ社でした。
また、米国のメーカーが多くランクインしています。
最近オリジナルデザインの不織布バッグを作る人が多い印象があります。
不織布って、繊維を織る必要がないので作るコストが安いのだそうです。
お手軽に布製のバッグを作れるのは、すごく有難いと思います。
服や靴のお店で、ショッパーとして不織布のバッグをもらうことがたまにあるのですが、
それまでは不織布のことってあんまり意識していませんでした。
ショッパーは大抵紙袋かビニール袋が多いのですが、意外と使えずに溜まってしまうんですよね。
布製のバッグだと、使い道が多いので嬉しくなります。
何より不織布のバッグってとても軽いんですね。
今日は不織布に関して色々勉強できました。
これからは、これも不織布かなーなんて思いながら布を見るようになりそうです。
それではー。