こんにちは。
本日は「ペプチドリーム株式会社」を紹介します。
こちらは、東京大学発のベンチャー企業で、大学と企業の連携による、創薬研究開発を行っています。
大学の研究成果を中心としたベンチャーの起業が、近年盛んになっています。
中でも、東京大学は輩出数トップの196社となっています。
2位の京都大学は84社と、大きく差をつけています。
ペプチドリームは、2005年に東京大学で開発された「特殊ペプチド」で創薬することを主な事業としています。
ペプチドとは、アミノ酸が繋がった分子のことです。
更にアミノ酸がたくさん繋がったものを、「タンパク質」と呼びます。
「特殊ペプチド」は、生体内タンパク質を構成しているアミノ酸だけでなく、「特殊アミノ酸」と呼ばれるものを含んだペプチドのことを指しています。
従来、ペプチドを医薬品として使用するには、いくつかの問題点がありました。
しかし、ペプチドリームでは3つの独自技術により、その問題点を解消しました。
これにより、ペプチドでの創薬を安定して行えるようになりました。
ペプチドリームは、多くの製薬会社と共同研究開発契約を締結しています。
海外の企業が半数以上を占めていますが、国内企業だと以下の3社になります。
第一三共
田辺三菱製薬
ノバルティスファーマ(非上場)
大学発の企業はかなり多いようなので、今後も上場企業がありましたら紹介していきたいと思います。
それでは。