暮らしを支える農薬

| 小ネタ! |

最近趣味で植物を育てているのですが、屋外で管理している物については毎日注意深く見ておかないとすぐに虫がついたり病気になってしまいます。
学生時代農学部に所属していたにもかかわらず、実際に農作物を育てる経験はほぼしていないので割と頻繁に失敗して悔しい思いをします。

個人レベルで育てているだけでも難しいのですが、ひとつの種類の植物を大量に育てる、というのは病害虫が発生するリスクが格段に上がるためはるかに難しいです。
特に病気や虫に弱いモモやリンゴなどは、なにも対処せずに育てるとまともな品質の果実がひとつもとれない、というようなことがしばしばあるそうです。

農家さんがとれる対処法はいくつかあるのですが、中でも一番簡便で効果があるのが農薬をまくことです。
一昔前の農薬は生態系への影響があまり考慮されておらず多くの悪影響が取り沙汰されたため、今でもあまりいいイメージを抱いている人は消費者の中には少ないのではないでしょうか?

現在はその点が見直され、極めて厳しい試験を通過し、できるだけ特定の病原菌、害虫にだけピンポイントで効果を発揮するような薬品のみが販売されています。

日本国内で農薬の売上がトップの企業は住友化学株式会社で、国内シェアの50%を占めています。
農薬の開発にはきわめて長い時間がかかるため、知識とノウハウの蓄積が重要となるのですが、住友化学は1915年創業と100年を超える歴史があり、大きな強みとなっています。
人口増加や気候の変動に伴い農作物の安定的な生産は世界レベルの課題となることが予想されますが、住友化学を含む農薬会社の存在はますます重要なものとなっていくのではないでしょうか。

ちなみに先日購入した園芸用の害虫駆除スプレーも住友化学の製品でした。
おかげさまでダニから植物を救うことができました。その節は誠にありがとうございました。

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