こんにちは。

今日はマルハニチロ株式会社が人工知能により画像処理を漁業に応用するシステムを導入した、という記事を読みました。

同社はマルハグループ本社とニチロが経営統合し2007年に誕生した総合水産企業です。遠洋漁業、マグロ養殖業の他、冷凍魚介類の輸入販売を主事業としています。今回の記事では、同社は、東工大初のベンチャー企業、トウキョウアーチザンインテリジェンスと共同で、人工知能によって養殖魚の尾数を管理するシステムを開発したことが発表されていました。これまでは人が手作業でいけすから取り出して数えていたため、多くの人員を割いて長時間行われていた作業を自動化することができるため、時間効率化・コスト削減が期待できるそうです。

漁業だけでなく、現在は農業へのIoT進出が活発になってきています。この背景には、第1次産業従事者の高齢化や人手不足があり、作業の自動化・効率化をいかに進めていくかが課題となっています。第1次産業が自動化、と聞くといまだにSFの話に聞こえてしまいますが、そう遠くない未来の話なのかもしれません。

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