こんにちは。

実はソニーを取り上げるのは2回目なんですが、今回の記事が興味深かったのでご紹介します。

今日は、CMOSセンサーで高いシェアを誇るソニー株式会社の半導体部門の分離上場を求める声がソニー株主内の著名投資家から挙がっている、という話をします。最近のスマートフォンはカメラが複数ついていることが多いです。望遠用、マクロ用など、用途ごとに特性の異なるレンズを搭載することで、スマートフォンでも高品質な写真を取れるようになりました。18年に1.2%だった3眼カメラも、22年には15%に増加するというマーケティング調査結果もあるようです。

こうした多眼のスマートフォンのシェアが伸びつ中で売上が上がるのは、CMOSセンサーやらレンズの製造企業です。単純に考えても1つスマホが売れるたびに2個センサーが売れているわけですから、同じ単価で売って、同じ数スマホが売れれば利益は上がるはずです。事実、昨年からSONYの半導体部門の業績はここ2年ほど急上昇しており、2017年に地震で受けた損失を大きく上回る黒字回復を見せています。現在、ソニーの半導体部門はグループ全体の10%以上の利益を上げており今後もまだまだ伸びる予想から、ソニー株主は「半導体部門のみへの投資」を望んでいるようです。

しかし、ソニーは既に「半導体部門を本体に保有し続けることが長期的な成長につながる」として分離上場はしない移行を示しています。他部門・他企業と今後コラボレーションを増やし、相乗効果(シナジー)による企業価値向上を狙う目的のようです。個人的には、PS3のCELLプロセッサのようなコンピュータ向け半導体領域にもう一度参入する流れに期待します

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