こんにちは。

今週は、銀行システムの公開仕様であるオープンAPIを利用するフィンテック企業と、提供元となる銀行の間で対立が生じつつある、という記事を見かけました。
マネーフォワードのクラウド会計など、銀行口座やクレジットカードの情報にアクセスし収集・分析することでサービスを提供するフィンテック企業が最近増加していますが、通常の方法では利用者は認証情報を企業側に提供する必要があり、セキュリティ的な懸念を感じる人も多く存在します。オープンAPIでは、金融機関と契約を締結した企業から情報への自由なアクセスを許可することで、利用者の認証情報を不要としています。元々金融庁がフィンテックサービスの定着のためにオープンAPIの普及を目指し、2017年に銀行法が改正されたそうですが、その際に銀行はシステム仕様の外部公開を求められ、フィンテック企業には銀行との正式契約が義務付けられました。
移行期間として正式な契約締結をせずにオープンAPIを利用可能な期間が設けられており、正式契約締結期限は2020年5月となっていますが、現在オープンAPI利用中のフィンテック企業と銀行の一部で、契約締結が難航しているそうです。期限を過ぎればAPI利用中のサービスも停止する必要があり、利用者へ重大な影響を及ぼす可能性もあります。中下位の地方銀行では顧客情報をフィンテック企業に奪われること自体を警戒しているところもあるそうです。
銀行口座からチャージする形式のQRコード決済では、チャージの際の手数料を決済事業者が負担していますが、この手数料を値上げ方向で見直す動きも見られます。銀行Payと連携するゆうちょPayを立ち上げたゆうちょ銀行では、手数料を6倍に引き上げる提案も出されており、競合のQRコード決済事業者への圧力ともとられています。

というわけで、今日はフィンテック関連銘柄のひとつである、株式会社キューブシステムを紹介したいと思います。
株式会社キューブシステムは、金融・通信・流通向けなどに強みを持ち、プロジェクト管理能力に定評のあるシステム開発企業です。顧客の業務内容の調査による顧客要件に沿った情報システムの提案や、システムの企画・立案からプログラム開発、必要となるハードウェアやソフトウェアの選定・導入、本稼動後の保守までを総合的に行うシステムインテグレーション・サービスの提供を行っています。最近では、社長直轄の技術戦略室設置でIoT研究やブロックチェーン技術活用の検証が行われているという記事からストップ高となり、フィンテック関連銘柄として注目を集めました。

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