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近年は夏が異常に暑かったり、やっと秋になったと思ったらすぐ寒くなって、「日本の四季」というものが崩れているなと感じます。そんな不安定な気候の現在ですが、毎日気になるのが天気です。天気予報を見ていればある程度予測して動くことができ、突然雨にも傘で対応をすることができます。今日はそんな天気をビジネスとして扱う会社について紹介します。

今回紹介するのは株式会社ウェザーニューズです。皆さんもよく知っている通り、気象情報を提供するサービスをおこなっています。設立の背景としては気象予測で海難事故を防ぎたいという設立者の思いがあります。1970年(昭和45年)1月に小名浜港を襲った爆弾低気圧により貨物船が沈没し15人が犠牲となる海難事故があり、当時の気象技術ではこの爆弾低気圧の予測が難しかったため、設立者の石橋博良は役立つ気象情報を提供する会社の設立を決めました。設立当初は船舶向けの安全なルートを提供するサービスから始まりましたが、徐々に放送局向けのサービスを開始したり、海外に法人を立てることで事業を拡大しました。現在では、テレビ局から一般向けまで幅広い人に精度の高い気象情報を提供しています。

燕が低く飛んだら雨が降るなどの、経験によって天気を予測する時代もありましたが、現在は異常気象によって経験はあてにならないような気性が続いています。だからこそ気象予報は、私たちの行動をより安全なものにしてくれる道しるべのようなものだなと感じました。

光には「波長によって物質をすり抜けたり、吸収されたりする」という不思議な性質があります。例えばX線は骨は通さず、肉は通すためレントゲン撮影に使われていますが、これは光のエネルギーの違いによって物質との反応が変わるためです。身近ではあまり意識しませんが、私たちに見える可視光よりもはるかに多様な光で満ちています。そんな特性を応用した技術は、私たちの生活や産業を支える重要な役割を果たしています。

今回紹介するリガク・ホールディングス株式会社は、見えないものを可視化する分析・計測技術を中心に事業を展開する企業です。X線分析装置や材料評価機器、ライフサイエンス領域の測定装置など、研究開発から生産現場まで幅広い分野を支える装置をグローバルに提供しています。

同社の核となるのは、X線回折装置や蛍光X線分析装置といった、物質の構造や元素組成を高精度に解析する技術です。X線回折は、物質内の原子配列を読み取る手法で、材料開発や品質管理には欠かせません。さらに近年は、高性能な計測装置だけでなく、データ解析ソリューションやラボの自動化支援など、研究現場全体の効率化を支える取り組みも強化しています。

今後も精密計測の領域で存在感を高めながら、研究環境そのものを支える企業として成長していくでしょう。見えない世界を丁寧に解き明かす技術は、これからの産業と科学をそっと支える力になり続けるはずです。

AI用のDC

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今週はkmonos用に色々記事を眺めていて気になったのがDC事業を行っているピクセルカンパニーズ株式会社です。ピクセルカンパニーズは、1986年に設立された情報通信系の企業。本社は東京・虎ノ門で、資本金は約52.8億円、社員数は60人弱です。この会社の主な事業は「データセンター事業」と「システムイノベーション事業」です。データセンター事業では、AI・ディープラーニングなど大量の演算が必要な処理に対応するため、高性能GPUを使ったクラウドサービスやコンテナ型データセンターの提供を手がけています。システムイノベーション事業では、企業向けのサーバー/クライアントシステムの構築や運用支援、あるいはITコンサルティングなど、ITインフラまわりの支援を行っています。近年は特に「AI × GPU インフラ」に注力しており、福島県大熊町に新たなコンテナ型データセンター施設を建設中で、冷却効率を高める水冷システムを使うなど、単なるサーバを置くDCではなく、生成AIなど次世代の重い処理に耐えうるモダンな仕様を備えようとしているそうです。AIの急速な普及でDCの需要ももっとも高まっている時期だと思うのでもっともっとDC事業を拡大していってもらいたいです。

安心安全の卵

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kmonos ネタ探しをしていると非常に見慣れたなんだかなつかしくなるロゴを見つけてなんだろう!と思い見てみると私の地元である北海道の卵のパックについているロゴでした。

今回はそんな株式会社ホクリヨウについてです。

ホクリヨウは、札幌に本社を置く“卵の会社”で、1949年の設立以来ずっと鶏卵と卵加工品を中心に事業を続けています。生産から販売までを自社で一気通貫で管理している点が特徴で、農場は HACCP 認証、パッキング工場は FSSC 22000 認証を取得するなど、品質と安全基準をかなりしっかり押さえています。鶏の飼育環境や独自配合の飼料にも気を配り、安心できる卵を届けることを軸にしている会社です。

公式サイトでは「たまごを学ぼう」や「たまごのある風景」といったコーナーが用意されていて、卵そのものの知識や使い方、ちょっとした豆知識まで紹介されています。企業としての姿勢が“単に卵を売る”というより、「普段の食生活に卵がどんな形で関わっていけるか」をちゃんと伝えようとしているように見えます。

全体的に、日常の食卓に当たり前にある“卵”を、裏側の生産体制まで含めてきちんと支える会社という印象で、北海道から全国へ安定した供給を続けている点が特徴的です。

年末に北海道に戻った時はホクリヨウの卵を食べようと思います。

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