製鉄プラント

| 小ネタ! |

さっそく先週丸投げした「プラント」の作り方、というかそもそもプラントとはなんぞや、というところから調べてみたいと思います。

プラント、という言葉自体は「生産設備一式、大型機械」という意味しかなく(植物のほうは置いておくとして)、比較的抽象的な広い意味合いを持っています。

具体的な例を上げると、高田工業所では製鉄プラント、化学プラント、石油・天然ガスプラント、原子力・エネルギープラント、環境プラントといった各種プラントを建設しています。

「生産設備」と言われるからには何かを生産するわけですが、製鉄プラントでは鉄を、化学プラントでは化学製品を、といった具合に生産するものを定義しています。
それらを生産するための工場施設や装置を作るのがプラント事業者であり、高田工業所もそれにもれず何かを生産するための工場・施設の建設を行っています。

プラントを作る、というか建設する流れは大掛かりなものの上に失敗が許されないため、かなり細かく区切られています。

ざっくり分けると設計(エンジニアリング)、調達、建設という流れですが、設計一つとってもプロセス設計、電気設計、配管設計、機器設計等数多くの設計を行います。

高田工業所の有価証券報告書を見ると、プラント事業では化学プラント・製鉄プラント・石油・天然ガスプラントの順に売上にしめる割合が大きいようです。

めずらしく売上高に対する割合が1/10以上の企業が載っており、新日鐵住金が18%前後を占めています。

福岡に製鉄プラントを作っているのかな、と思い調べてみたところなんと八幡製鉄所が北九州市にありました。

八幡製鉄所といえば歴史で勉強するもの、位のイメージだったんですがまだまだ現役だったんですね。。驚きました。

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