Innovator in Electronics

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こんにちは。

本日は、株式会社村田製作所についてご紹介させていただきます。

先週末は台風が来て大変でした。休日なこともあったので通勤には支障はなかったのですが、食料を買いに10分ほど外出しただけで全身がびしょぬれになるほどの大荒れでした。こういった災害が起きると私はまず道路状況が気になってみてしまいます。通勤するにしても駅までの道のりや駅からオフィスまでの道路状況は基本的にその場に行かないとわからないことが多いので、その場で判断を決めないといけないのがすごく億劫です。

株式会社村田製作所は7月末、あらゆる走行環境下での路面状況や、道路が老朽化している状態などを「見える化」することができる路面検知システムの開発を発表しました。こちらは路面保全や自動運転の用途に向けたもので、トラックや一般車両に搭載し、振動などのさまざまなデータを走行中に収集、入手した膨大なデータをクラウド側のコンピュータに送信し地図上で降雪や凍結に、水たまりなどによる影響が懸念される危険箇所を「見える化」(反映)するものであります。こちらは道路保全の効率化や維持管理のコストダウンが見込まれるだけではなく、交通事故の削減につながるとみられてもいます。

村田製作所は電子部品の大手メーカーです。積層セラミックコンデンサー、SAW(弾性表面波)フィルター、通信モジュール、EMI(電磁妨害)フィルター、ショックセンサーなどでは世界シェアトップであり、特にスマートフォン向け部品を中心に大きなシェアを獲得しており、iphoneの基盤を生産していることでも有名です。

基本的には、車両の情報をカーナビなどに反映されるのだと思われますが、歩道にも対応してもらえるとより交通事故の削減にもなる素晴らしいシステムだと感じました。

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