ビールの新潮流

| 小ネタ! |

こんにちは。

◉暑い日には
 連日暑い暑いと一つ覚えで記事の冒頭に書き込んでいますがビール
本当に今年は5月とは思えないほどに暑いです。
明日は雨が降るそうなので気温が少し下り坂になってくれればなと
考えています。
でも気温が下がらなくても暑さをしのぐ方法がありますよね。
そう、ビールです。
ビールが苦手だという方には申し訳ありません。
暑いけれど、その分冷えたビールを飲むのが楽しみ!という
声はよく耳にしますし、あまりビールが得意でない筆者も
暑いときの冷たいビールは美味しく感じます。

 さて、天気のいい日に外で缶ビール、というのも最高ですが
最近はクラフトビールという商品が流行しています。
クラフトビールとは、小さな規模の醸造所で
職人がこだわりを持って作る高品質なビールのことです。
最近コーヒー界隈でも、サードウェーブという手作りの
高品質な一杯を求める流れが起きていますが
ビールの業界でも手作り高品質が流行になっていたのですね。

◉流行に一工夫
 さて、そんなクラフトビールですが、大手メーカーも次々と
参入してきています。そんな大手企業のキリンホールディングス株式会社が、
先月代官山に醸造所と併設飲食店をオープンしました。
併設の飲食店では、ガラス張りの醸造所ないをみながら食事を
することができます。またビールの味も自分好みにカスタマイズする
ことができ、おつまみもビールに合うようなものが多く、「Farm To Table」
というコンセプトのもと産地直送の素材が使用されています。

 大量販売大量消費、それでいてある程度高品質、という
売り方がコーヒーにしろビールにしろこれまで主流でした。
今、手作りで安全で自分のこだわりに最もマッチしたものを
高くても取り入れたい、という流行が起こっています。
ただクラフトビールをパッケージングして大量に流通させても、
それではこの流行に乗っかることができていないということです。
キリンはその流れを理解し、高品質なものを提供したうえで
味を自分にマッチさせることもできる環境を整えています。

 流行っているものを提供するだけでなく、何を核として
流行が起きているのかを分析することができれば、
自ら流れる方向を左右することができるという
ことを、クラフトビールに一工夫を加えて売り出している
キリンから学んだのでした。

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